Andrea(イタリア語で): さて、「アンドレア・ボチェッリ」ウェブサイトのみなさん、世界中に点在しているみなさん、おそらく前回のごあいさつのことを憶えていらっしゃるでしょう。その時、このディスクを一緒に制作したほぼすべてのスタッフ、ヴァレーリオ、ピエルパオロ、こっそり隠れていたトニー・レニス、そして、アルバムを仕上げるために、今日、ロス・アンジェルスに向けて出発したデヴィッド・フォスターをすでに紹介しました。でも、前回、私たちの・・・このディスクの影の参謀("l'eminenza grigia"、主に裏で動いている経験豊かな重要人物)がいませんでした。影の参謀というのには、たくさんの理由があります。彼は、誰よりもそれ(ディスク)を望んでいて、そのことを深く考えてくれて、さまざまなことを選択してくれました。彼は、初日から音について気を配ってくれて、何より、私にスペイン語を教えてくれました。私はスペイン語がまったくわかりませんでしたから。でも、今は・・・(スペイン語で何か話す)というのを憶えました。さあ、彼をご紹介しましょう。みなさんの多くは彼をご存知でしょう。彼はもう有名ですから。世界中で大変に有名だと言いましょう。
Humberto Gatica(スペイン語で): まず最初に、この地球上で偉大な声を持ったひとり、非常に素晴らしい音楽的感性の持ち主と一緒に仕事をする機会を与えられたことに感謝します。このプロジェクトが、スペイン語を話すすべての人々の心に届くことを望みます。私たちは、心を込め、熱心に取り組み、たくさんの時間を費やしました。誠実な作品で、スペイン語を話す人々が聴いて、アンドレア・ボチェッリの声と音楽をたたえるだけの価値のあるものだと思います。
Andrea(イタリア語で): 彼は素晴らしい人物なんです。(英語で)ところで、私はうっかりイタリア語で話をしていました。英語で話さなければなりませんね。でも、多分誰かが翻訳をしてくれるでしょう。ともかく、私はアメリカに出発するところなので、みなさんにさよならを言わなければなりません。できるだけ早く、この大変大きな仕事の詰めの作業に入るため、イタリアに戻ります。トニー、ヴァレーリオ、パウロ、みんなありがとう。