Andrea: 近くにいて遠くにいる親愛なるみなさん - このように言いましょう。私の書くメッセージはいつもこう始まりますからね。ご覧の通り、ここは私たちが仕事をしている部屋です。誰と仕事をしているか、すぐに紹介しましょう。それでは、私の右から、一番の守護神、ヴァレーリオです。"deus ex machina"(ラテン語で、ギリシア演劇の機械仕掛けの神、急場を救う人物、救世主)のひとりで、魔性の機械、コンピューターを扱います。次に、ピエルパオロ、仕事仲間の音楽家で、みなさんはもうご存知でしょう、"Melodramma"の作詞家で、たくさんの他の歌も一緒に書きましたから。それから、影の参謀、ボスの中のボス、デヴィッド・フォスターです。彼はみなさんに何か話すでしょう、英語でね。
後ろから: (イタリア語で話してよ。)
Foster: 勘弁してよ。(アンドレアに)みんなにちょっといたずらをしたかったんだけど。僕が口を動かしている間に、誰かにイタリア語で話して欲しかったんだ。だろ?まあ、いいさ。
Andrea: ともかく、フォスターが話をした時、おそらく、後ろから聞こえてくる別の声を聞いたでしょう。ちょっと驚いてね。トニー・レニス!
(トニーが現れる)(拍手)
Andrea: トニーは誰よりもこの仕事をやりたがっていたし、願っていたし、励ましてくれて、「もう始めちゃったよ」と言い出すんじゃないかと。
(笑い)
Andrea: うそだよ、うそだよ。これは、私たちみんなが最初から大好きだった仕事だから。この作品に関しては、今は何も言わないよ。そうしないと、楽しみがなくなってしまうだろうから。でもまた、この機会に、みなさんに、誕生日に送ってくださったお祝いの言葉に感謝します。このウェブサイトに長い間顔を出さなかったことを、みなさんが残念に感じていたことも知っています。でも、私は常に、日夜続けて仕事をしていたという意味から、みなさんのことを忘れていたわけでわありません。
愛をこめたご挨拶を送ります。そして、しばらくぶりになりますが、いつも私たちのサイトの面倒を見てくれるマッシミリアノ・バッランティとレナーテに感謝します。またお会いしましょう。Ciao!
Foster: ちょっと待って、アンドレア!
(みんなが口々に話し、何を話しているかわからなくなる)(笑い)
Foster: トニー、通訳してくれる?いい?ええっと、私はアンドレアのファンにお話をするのをとても光栄に思います。なぜなら、私は一番のアンドレア・ボチェッリファンですから。それで、今、私はすべてのファンがやりたいと思っていることをしています。つまり、アンドレア・ボチェッリと仕事をすることです。自慢するわけではありませんが、意を決して、これは、これまでで最も素晴らしいアルバムになると申し上げましょう。
Andrea: (フォスターに)ちょうど今、2時だから、コーヒーの時間だね。あなたにコーヒーをおごりますよ。
Foster: そうだね、コーヒーを飲み行こう。Ciao!